オタクから見て、バドミントンのファンクラブが「もったいなさすぎる」件

日本バドミントン協会ファンクラブ「BIRD MEMBERS」が発足した。2019年7月からサイトがオープンし、ファンクラブへの入会(登録)が可能となっているようだ。

先日、日本代表の総称が「バードジャパン(BIRD JAPAN)」であると発表されたが、これに続いてファンクラブが発足する形となった。

「BIRD MEMBERS」の特典や年会費などの基本情報に加えて、ファンクラブに対するわたしの考えもここで述べておこうと思う。

ファンビジネスをやろうと考えているなら、いまのままだと「微妙」「流行らない」だと感じる。

特典や年会費は?

内容
年会費3,500円
入会特典会員証、ピンバッジ
各種特典動画や写真など独自コンテンツ、ダイハツ・ヨネックスジャパンオープンの当日券割引、バドフェス参加権利、限定Tシャツ
その他無料のメルマガ配信あり

うーん、微妙!w

わたしは、すでにいくつかの「ファンクラブ」に入会している。某プロ野球チームや、某アーティストのファンクラブなどに対して年会費を支払って入会している。わたしが入会しているすべてのファンクラブおいて「チケットのファンクラブ先行受付」がある。 しかし、今回の「BIRD MEMBERS」にはそのような特典がないようだ。

ファンクラブの年会費を支払うほどのロイヤリティの高い顧客であれば、優遇が受けられてもいいのではないだろうか。ダイハツ・ヨネックスジャパンオープンのチケット優先申し込み権利などは、ファンクラブ会員特典としてぜひ加えてみてほしい。

Photo by Anthony DELANOIX on Unsplash

ファンクラブの会員になると、サポーターの証として「Tシャツ」のようなアパレル類は鉄板アイテムだ。これを試合観戦などに着ていって「俺はファンクラブの会員なんだぜ!」というアピールができる。この自己主張による一種のステータス感は、本当に気持ちのいいものである。

しかし現在のファンクラブの仕組みだと、ダイハツ・ヨネックスジャパンオープンの会場に行けない人は特典のTシャツすらもらえない。しかも先着順だ。

こんな状態では、ファンクラブのメリットなんてほとんどないも同然である。

また、サイト内のコンテンツもイマイチだと感じる。選手情報1つをとってみても、SMASH and NET.TV のバドミントン選手名鑑 の方がよっぽどしっかりしている。

とはいえ、まだサービスは始まったばかり。ファンクラブ会員向けのコンテンツが今後充実していくことに期待したいところである。

ぶっちゃけ、アリ?

ファンクラブの年会費 3,500円 を支払う価値はあるだろうか? これに対する答えは人による。あなたがどういった気持ちで、3,500円の年会費を支払うかによるだろう。

あなたがもし、年会費3,500円を支払って対価を求めるならば、3,500円を払うだけの価値がないとわたしは思う。内容的にはあまりに寂しい特典だと言わざるをえない。

あなたがもし、年会費3,500円を支払うにあたって「日本代表を応援したい!」という気持ちを強く持っているならば「アリ」ではないかと思う。

すなわち、いまのところ年会費は「お布施」みたいなものだと考えるのが一番しっくりくるということである。

Photo by Alexander Mils on Unsplash

ファンクラブを作ったことによって、バドミントンを「プレーする」人だけでなく、バドミントンを「見る」人からも集金できるようになった。

バドミントンを「プレーする」人の絶対数よりも、バドミントンを「見る」人の絶対数の方が潜在的には多いため、より広い範囲の人たちからお金を集めることができるようになった意義は決して小さくないだろう。協会運営の土台である財務体質が大きく改善される可能性がある。

しかしそうであればこそ、他のファンビジネスと同じようにもっと「盲目的に課金したくなる」ような工夫をしてほしいところである。

二重課金の問題

問題はもう1つある。それは「日本バドミントン協会の会員」に対して何のメリットも用意されていないということである。

わたしはすでに「バドミントンをプレーする人」として、日本バドミントン協会に対して課金している。

そして今回さらに「バドミントンを見る人」として、日本バドミントン協会に対して課金することになるのだ。1人の人間が日本バドミントン協会に対して二重に課金することになる。当然、こうも言いたくなる。

日本バドミントン協会の会員に登録してるのに、まださらに課金しろと?????????

で、日本バドミントン協会に集められたお金は何に使われてるの?????????

バドミントンに関する情報を発信している maijun さんも、同様の指摘をしている。

参考 【疑問】日バ登録ってどうなってるの?調べてみた!→わかりやすくして欲しい!ネットプレイな日々

既存の「協会」会員に対するメリットがないことと、資金の使い道がややハッキリしていないことの2点が引っかかるところだ。わたしのような「二重課金」のバドミントンファンも少なくないだろうから、もう少し説明をしてもらえると納得して課金したくなるかなと思う。

「BIRD MEMBERS」会員登録してみた

ここまで散々言ってきたけれど、ブログのネタ的においしいと思ったので「お布施」してきました!w

登録時には、日本バドミントン協会の会員番号を入力する欄もある。情報整理をしたいのかもしれない。

「BIRD MEMBERS」の年会費の支払いには、クレジットカード決済、コンビニ決済、Pay-easy決済が可能である。

登録作業が終わったあと、もう1回ログインして、決済が完了したらそこでようやく登録完了である。 微妙に登録フローがわかりづらいので注意したほうがいいかもしれない。

Twitterを見ていると、このことをあまりよくわかってなさそうな人もいた(その後のやり取りを見ていると解決した模様)↓↓

もったいない。

以上のように、スタートした「BIRD MEMBERS」は手放しで喜べるような内容ではないと言わざるをえない。

しかし「日本バドミントン協会」というオフィシャルな組織が、こういう企画に乗り出したことの意義は決して小さいものではない。

この記事では、日本バドミントン協会をこき下ろす意図なんかなくて、本音を言っちゃうと「せっかくの公式ファンクラブなのに、もったいない!!!」って言いたくなるんだ。。。。

以下の2つに対する改善策が見られたら、わたしは来年も課金しようと思っている。

  1. 特典の充実
  2. 協会の会員に対するメリット

特に「1. 特典の充実」という点については、ファンビジネスをやるために絶対に必要なことだと思う。正直ここが充実していれば年会費が4,000円だろうが5,000円だろうが入会したくなるものだ。

Photo by Allef Vinicius on Unsplash

わたしは現在4つのファンクラブに入っており、「盲目的なオタク」になりやすいのでよくわかるんだけど、ファンは納得すればお金をジャブジャブ落とす。しかし納得しないコンテンツに対しては一銭も投じない。 その両者の線引に対する感覚はかなりシビアである。

ファンビジネスをやるつもりならば、「盲目的に課金したくなる」ファンクラブに変わっていてほしいものだなあ(詠嘆)。

Twitterの反応

以下、勝手にまとめ。日本バドミントン協会のみなさま、ソーシャルリスニングのお時間ですよ。

登録した人

まずは登録した人↓↓

https://twitter.com/hillhill_fw18/status/1146041681902366722
https://twitter.com/uoB1gWBVf4rduQl/status/1146020708490727425

賢い人

現行のファンクラブの実態が「お布施」であると考えているのは、わたしだけではない。

https://twitter.com/rinamai0515/status/1146199645141340160

「お布施」にしたって、リターンが公平じゃないよねって言ってる人もいる(これについては、心底同意したい)。

登録が大変だった人

「この手の登録に慣れていないような年齢層の人たちにとっては、なかなか難しそうだな〜〜」と思ったら、やっぱり大変そうだった。

https://twitter.com/FcU5llqnRIfa5gz/status/1146337421581094912

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